スマホ世代は答えを出す(何かを決める)ときに先にスマホで検索をしてから答えを出す(決める)のだろうか 僕は考えて答えがでない時にだけ検索する あくまでも参考にするという程度 もちろん初めから知らないことは検索するけど

2000年以降の生まれはいわゆるデジタルネイティブ世代。この世代は自分で考えるよりも先にスマホで検索して答えを導き出す技術?は十分にたけていると思う。検索して答えを見出す。検索の組み合わせでほとんどの答えがでてくる。検索の仕方も非常に簡単で小学生でも楽にこなすことができる。これは本当に凄い。驚きだ。本当に今のデジタルネイティブ世代は考えるより前にスマホで検索して答えを出すのだろうか。自分で考えることが少なくなる。人として大切なことが考えられなくなる。これは怖い。

他にも一抹の不安が残る。例えば社会での立ち回り、人の生き方や子育てには答えがない。検索しても合致する答えは出てこない。この時スマホ世代はどうやって答えを導くのだろうか。人の気持ちとかより深い答えを求めることは検索でできるのかな?答えに納得できないときはどうするのだろう。ベストセラーで「スマホ脳」と言う本が出ているが僕はまだ読んでいない。これから読もうと思う。

僕の子供たちには高校生になるまではスマホは与えなかった。スマホを与えたと同時に成績が下がった。因果関係があったかどうかは分からないが。要は大事なのはその人にとってスマホの使い方が合っているかどうかを見極めることだ。

スマホでの動画配信にも同じことが言える。例えば「学び」で検索するともの凄い量の動画の情報が出てくる。無限に。自分に合っている学びはどれ?本当にどう判断したらよいか分からない。本の参考書なら1冊目から読み始めて何が足りないか、足りない部分を補足していく。それとはわけが違う。また基礎の「学び」からしても僕から見ると本当に何が基礎なのかよくわからない。まず動画配信で説明が欲しいのは「学び」の前段階の取り組み方だ。この動画の本質はここですと言うもの。初心者向けでも上級者向けでも受け手にはよく分からない。この動画があなた(その人)にあっていること。それが分かったら次は動画の本題へ。この事を自分で探し出すこの操作が圧倒的に大変だ。この点は人と人との対面(対話)でしか成し得られないことだと思う。簡単に言えばいい先生を先ず見つけること。これに一苦労する。そこから始めないといけないと思う。ちなみに僕は感覚的に決めているけどなかなか初めからベストな教師にはあたらない。検索の仕方が悪いのかもしれない。動画の教師になるときもあれば人の教師になる時もある。僕の場合は最終的に人の教師になっている方が多いのだけれど。これからAIで君に適切な学び方を教えましょう。家庭教師的な感じでアドバイスをもらうことができれば。そうなれば一人一人に合った学び方を教えてくれてそれぞれの動画も有益に活用できる。動画が氾濫する中、その人にとって大切な動画は一握りだと思う。それを見極める能力がこれからの時代は必要。

と、動画について言えば他に懸念することがある。動画は何となくTVを見ている感覚と同じように感じる。ある意味な受け身の姿勢しかできなくなるのではないかと言う不安よぎる。この姿勢は良くない。これからは義務教育の授業の中で本のかわりにタブレットを利用する。末年少の頃の授業(学び)にタブレットでの授業はいかがなものか。なんでもタブレットで検索するクセができてしまう?僕は教科書(紙の本)との併用を提案する。

結論として、考えることはどういうことか、何なのかが分かる年齢まではスマホをあたえない。最初の義務教育?が終了するころからはスマホもいいかも。授業ではスマホの利用範囲を決めないといけない。特に年少の頃は。そうしないとスマホなしで生きれない生活になってしまいそうで少し怖い。スマホに依存しない生き方を理解しないと。これからわかってくると思うけど。