学歴って重要?について 日本で上場企業に新卒で就職するために学歴は有利だと思うけど、後は学歴を気にすることかどうかは本人次第 社会では学歴は一つの目安でしかなくて本当に必要なのはその人の社会適応能力です。

学歴とは少し違うのですがTIKTOKでホリエモンさんが大学は必要ないかもとお話ししていました。そこだけを見ると僕もそう感じてしまいます。

けど僕にとっては大学での経験はかけがえのないものです。なので学歴はさておいても大学(進学)は勧める派です。

大学の必要性については自分が大学に入ってから考えてみてはいかがでしょうか。と僕は提案します。

さて学歴の重要性?について少しお話しするとその当時の時代背景(考え)が今も残っているような感じがします。

今より35年ぐらい前のお話しです。まだ日本が成長期の真っ只中。バブルの頃。結婚相手には医者、弁護士、ヤンエグ(ヤングエグゼクティブ)や3高(高学歴・高身長・高収入)といわれたものです。

いい大学に入っていい会社に就職して、後は結婚して家庭をもって、子供を作って、家を建てて、定年まで働いて、老後は年金で安泰。一般的にはこれがいい人生というもの。なのだったのでその名残りでしょうか。

学歴といえば勉強ができる?に越したことはないけどそれはあくまでも一つの目安。学歴だけで社会や会社が成り立たつのならみんな高学歴を目指します。けれど実社会では学歴だけではないことを理解しておいた方がいいかもしれません。事実、学歴だけで実社会は通用しません。

ここからは僕の経験。まずは学歴としての大学選びから。

僕は学歴にはこだわりはなくただ「水の研究ができる」ということで大学を決めました。

大学受験での成果はというと共通一次試験(センター試験)では得意の化学が全くダメで国立の2次試験は受けませんでした。明治大学(東京)にもしたいことができる学科があったのだけれどそこも受けず、結果として推薦入試で先に受かっていたK大学に行くこと決めて僕の大学受験はそこで終了。受かった大学でしたい勉強ができる。僕にとって大学受験はただそれだけのことなので学歴重視?というイメージは全くありませんでした。

ちなみに僕の受かったK大学は(当時はFラン大学という言葉はなかったと思うけど、もしあれば僕のK大学はFラン大学(BorderFree)なのでしょうか)当時、偏差値が45~50の下ぐらい、ランクで言えばCかD?。その当時、K大学は「ポンキンカン」(日本大学・近畿大学・関西大学)といって試験で名前を書けば通る大学と僕の高校では言われていました。時効だと思うのでその当時のお話しをすると僕が受けたK大学の推薦入試の数学と英語の試験問題は無茶苦茶簡単でした。ひょっとしたら数学は満点だったかも。本当にそんな感じでした。

あわせて当時のことですが、難関大学?学部?を受けた友達とK大学の試験日は同じだったので試験前夜同じホテルに泊まった。友達との外泊は本当はものすごく楽しいものだけれど試験前日はみんな緊張していた感じ(でもなかったか。確か夕食で餃子を食べた記憶がある)。僕はそれ程でもなかった。受かるかなと思っていたので。どちらかというとホテルに泊まることにウキウキ気分。次の日、試験も無事に終了。試験後、地元に帰り高校の担任の先生は僕以外の生徒(友達)には試験について多分、話しかけていたと思う?。僕にはなかった。僕もその点はあんまり気にはしていなかったので合格通知が来ても担任には話さずほったらかしにしていた。同じ日に試験を受けた友達にも合格のことは話さなかった(これは友達への配慮からして当たり前ですね)。するとしばらくたって担任からどうだったと聞かれた(と思う?)ので受かりましたと答えたら、「ほほう」という感じで早く言わんかいと言う感じのお褒め言葉のようなお祝いの言葉を頂いた?。

ま、僕らの時代の話ですが。なので学歴から言うと僕の卒業した大学はそれ程でもなかったかも。今の社会で求められる学歴としてはA・Bランクまでが使えるかな?と言う感じです。けど僕が言いたいのは好きな勉強(研究)ができたことや僕のしてきた(好きな)ことに対して大学から評価を頂いた(結果としてなのですが大学を次席で卒業した)こと、この方が僕にとって学歴よりももっと大事だったと思う。僕はこのK大学卒業を誇りに思っています。この大学で本当に良かったと思います。正直にです。

あわせて。それよりもっと凄いことをこのK大学では学ばせて頂きました。その経験は僕の人生を一変するもの。こちらの方が学歴より100万倍も大事でした。

そのひとつ。ここでお礼を言いたい人が一人いる。それは卒論パートナーのI君だ。僕は卒論の研究で実験内容についてどうもしっくりこないことがあり途中で研究を投げ出しかけていた。その時に黙々と実験をこなし結果がどうであれ粘り強く実験を続けてくれた。今思えばI君の功績が僕の卒論といっても過言ではない。いつかそのことを彼に伝えたい。感謝である。

大学生活で得たことは内容盛りだくさんなので別に書きます。

で、まとめになりますが、学歴で僕が重要かなと思うことは一つだけ。大学卒業は「国際資格」になると感じてます。

つまり世界的に大学卒業という学歴「国際資格」はその人の持つ実力の一つの判断材料になると思っています。

実例として今、僕は外国からの医療・介護の技能実習生さんを受け入れるための面接をしています。外国人の技能実習生さんを本国から日本に招き入れる場合の面接に僕は学歴を見ています。そこにどんな目的があるかをお話しすると、大学卒業ということはある程度の学力があるということと母国での社会的な背景もある程度伺うことができます。日本語の習得や新しい土地での商習慣を学ぶためにはある程度の学力がないと何をするにも制限がかかります。特に目標を期限内に達成する場合。僕が日本に来て頂く技能実習生さんの条件として①日本が好きであること②医療介護に興味があることまたは母国で携わっていたこと③日本に滞在できる5年内に介護福祉士になる目標(介護福祉士になると日本での永住権の資格が持つことができる)があること、にしています。そうしないと若い大切な時間を日本にきて、ただ働いて5年後に本国に帰ってしまう。出稼ぎだけにはなってもらいたくない。という感覚から技能実習生さんを採用する目安として学歴を利用しています。

特に医療の技能実習生さんの場合、女性が多いので特に気にしています。

これが学歴として僕が思うことでしょうか。