アンガーマネージメント 「怒りをうまく使うこと」と僕は解釈している

言葉の通りアンガーマネージメントとは怒りを管理する。さて怒りの原因は何か。それはお互いの感じ方の相違。それだけ。それをうまく使えと僕は解釈している。

怒りからは何も生まれないのだ。ゴッドファーザーの映画だったかな。そんな感じの名言があったと思う。けど映画ではそうでもなかった、怒りまくっていた感じがしたけれど。

僕も最近になってこの言葉を理解し始めた。基本的に僕はあんまり怒らない。けど若いころから怒るときには怒る。というか厳しい口調になるが正解かな。これは事実だ。瞬間湯沸かし器みたいに。それで相手を傷つけたことも多いと思う。ごめんなさいとここで謝っておく。

さて僕はある日を境に怒ることを止めた。45歳ぐらいだったかな。なぜなら怒っても相手は何も変わらないことに気が付いた。それよりも怒ることが無駄に感じた。怒るのではなく理解させることの方が重要だと気が付いた。それまでは人を変えるのには怒ることは手っ取り早い手段と思っていた。怒って変わる時代に育ったのかもしれないが。今は怒ることが無駄な時代になったのかもしれない。人間の変化か。人間が成長していく上での怒りはもう必要ないのか?ジレンマにはなるのだけれど。パワハラといわれてきつい言葉が言えない。きつい言葉は成長に必要だと思えないのだろう。そんな世代に日本はなったのだろうか。怒られて育つ。時代遅れかな。人間の持つ本性の怒りをみんなはどう感じていますか。新人教育の時に習った先輩からの大切な言葉「アメとムチ」。今では「アメと紐」ぐらい。

僕らに時代には怒りの裏には一つの理念があった。きついけど君のことを思っての言葉なんだよ。今はつまり本心が伝わらない。単に怒られた。それだけで解釈されて終わる。今はそんな風に怒ってくれる上司や先輩はいないのかな。信頼関係がそもそもないのかな。近いけれど僕は言いたいことは言うタイプ。なのでケンカ(言葉の)は今もしょっちゅうする。怒りとは違うかな激しいバトル。けどお互いを理解しあうう意味で必要だ。

怒られたら言い返せるような関係。信頼ができてからかな。最近言われる心理的安全性が先かもしれない。

今の若い人たちは社会で怒られることってあるのかな。本当に怒りからは何にも生まれないような感じがするけど。もちろん経験してみてからの話ですけどね。