「好きの克服」が僕らのメインテーマかな 「苦手を克服」するとはよく聞くけど「好きを克服する」とはどういうこと? それは「好きに気がつく」ことです

本当に自分が心から何が好きか分かっている人は少ないのではないだろうか。僕もきちんと説明できるかと言えばそうではない。好きとはなぜ好きなのか分からないけど好きっていうものだ。僕は好きを通して人は共感したり分かち合えたりするのもと感じている。けれど好きを通してもその人らしさが出ていないことがなぜかしら多い。この場合、僕も相手のことが良く分からない。つかめない。なぜだろう?日本では人同士の同調圧力が強すぎるのではないかと思う。みんなと同じでないとダメ。周りの人と違うのは良くない。世間の目が気になるとか。人に言われたから。こんな感じでまあまあ何もなしで終わることが多い。僕なりにいえばほとんどの人が「となりの人と同じシンドローム」なのかと思うぐらい人の目や意見を気にしている。

タイムリーなご相談だったので一つ。先日、国際結婚に悩んでいる後輩の相談を受けた。親が反対しているんだ。は?君は彼女のことが大好きなんじゃないの?本当に好きなのか?僕の答えはストレートに。本当に彼女のことが好きなら愛しているなら、まずは同棲してみたら。親にもそう言ったら。もしくは極端だけど親に内緒で結婚してから話しをするとか。考えたり悩むのはそれからだ。そもそも悩まない人生はない。どう解決するか折り合いをつけるかだけだ。ちなみに結婚について言えば僕はバツありだ。1度目の結婚は3か月で決めた。2度目は6か月。3度目に至っては2週間ぐらいだったと思う。結婚してから悩んだけど。全てにおいて悔いはない。ま、人は人なので僕のことはどっちでもいいことか。

さて、話は戻って、みなさん仕事から帰ってすることは何?ごはん?お風呂?くつろぐ?TV?スマホ?。それとも自分がしたいことをする?。家に帰っての過ごし方で人生大きく左右する。今していることが大切なことならばそれでいいですけど。TVやスマホを見る。それが今自分がどうしてもしたいことですよね?と自分に問いかけてみて。それでOKなら問題はないです。もう一回聞きますね。人生は一度きりです。僕は人生の中であの時こうしたかったと後から悔やまないようにしてくださいね。したいことがあればそれは今すぐ実現した方がいいですよ。なんでもいいから少しでも手をつけておいく。。これが大事です。完全でなくていいです。ちょっとだけ手をつける。僕も多少なりにあるので今したいことをできることから取り組んでいます。僕は50歳を過ぎてからこのことを痛感しています。

さて、本題に。相談を受けている中で自分が何が好きが分からない人が本当に多い。まず自分の気持ちに正直になること。この事で自分を知ったり理解できるようになる。生き方や子育て(最近聞かれたこと)について本当に自分がそうしたいのならそれでOKです。けれど話をきいていると本当にそれでいいのかなと思うことが多い。と言うか自分で決めれずにみんなそれで僕のところに相談にきている。あの人がこう言った。私とは違うのだけれど。当たり前。人の考え方は十人十色。アドバイスはできても僕はあなたの答えは出せない。あなたの人生を僕が決めることはできない。そういうこと。まずは自分に素直になる。そこから自分(本質)を知る。つまり自分のことをもっと知りましょう。自分のことを知らなければ、人にどうこうしてあげられない。人の気持ちが分からない。ま、当たり前です。まずは自分と言う軸があってそこからものごとが広がっていくもの。

自分が素直に好きなことをしていればこの意味が本当にわかります。好きなことをしていると自然と今を見ています(または少し先を見ているかな)。前を向いている、肯定的に物事を見ている。

なので「自分の好きを探し出し、克服する」。ここから全ての道は開ける、と思っている。ま。みなさん好きなことは自然とできているのですがそのことに自分が気が付いていないだけです。黙っていても好きなことはみんな自分で勝手にしますから。後はその人の好きに対する感じ方の違いだけです。好きの中に自分の知らない自分が隠れていることを忘れないようにしてください。

再度本題。好きの克服とは?簡単に言えばまず、好きなことを分解していくことから始まります。なぜ好きかと言うことから。理由なく好きなものは好きでいいのですが。もう一度分解して考えてみましょう。それから、次に克服とは自分なりに納得できたなと心地よく思えるようになること。この二つを自分なりにゆっくりと考えてみましょう。そこから始まる。好きの気づきとは改めて自分を見つめ直すことです

例えば僕はコーヒーが好き。

さて分析してみよう。なぜコーヒーが好きになったのか。どうして好きか。

まずきっかけは何。僕の家では年少のころから最近まで食卓にコーヒーが出ることはなかった。今でさえみんなコーヒーを飲むけどもともと実家は紅茶派だった。実家でも多分コーヒーは飲んでいたと思うけどあんまり記憶がない。コーヒーを飲む大きなきっかけになったのは社会人になって上司から頂いたジョージアの缶コーヒー(甘々)が始まりだった。その時まではコーヒーには何の興味もなかった。それから何となくコーヒーは割と多くの先輩が飲んでいるのだないう感じで興味が出てきた。コーヒーと言えば当時、社長のお茶時間はコーヒーと決まっていて専用の器と豆。もちろんブラック。ジムさんとか僕とかが入れていた。ちなみに僕はそれまではジムさんに合わせて紅茶派でした。それからなにげなく僕の周りを見てみると同僚の営業マンのS君(その当時25歳ぐらい独身)が缶コーヒーを1日4~5本飲んでいた。何で?と聞くと愛車(当時は自家用車が営業車だった。ちなにみクライスラーのネオンという車)のシートで飲むコーヒーのために仕事をしてるもんだと言ってた。そうなんだ。S君には車とコーヒーがなくてはならないものなのだなとその時思った。と言う具合にコーヒーについて少しづつ興味が出てきて今では生活の中でなくてはならない存在になっています。

それとコーヒーが好きな理由。単純に飲み物として味と香りと飲むときの心地よい感覚。そのバリエーションも豊富で楽しみの幅も広い。あわせてコーヒーを取り巻くそのスチューエーション(環境)も好きだから。読書のお供になくてはならないものだから。etcです。分析するとこんな感じです。

先の文章からの続きなのだけど、自分の好きなことはたくさんあるけど気が付いていないもしくは知らない。と言う例として僕のお話しをあげた。もう一度ゆっくりと好きについて考えてみましょう。今好きなことについて。それから好きかもしれないことについて。お勧めは年少の頃にできなかったことがもしあったならまずそれから始めてみましょう。今したいことがあればそれもやってみましょう。好きだったけど知らない間に時間だけが過ぎていってしまった。大事な自分が探し出せるかも。宝箱の発見になるかもしれません。

おまけ。

その当時はS君に負けじと好きなもの探し?と思いつつ、小粒ながらもミスドの大人買い?食い?(一人で10個ぐらい)とか、深夜のドライブでマックシェイク(バニラ)飲みとかしていましたね。ま好きだったのかな。楽しい思い出です。コーヒーとはあんまり関係ないのですが。

本当に年代によって好きなことはたくさんでてきますね。少し本題から外れるけど仕事で悩んでいる人にアドバイス。仕事の中でも何か必ず好きなことはあるはず。しっかりと好きを意識してみてくださいね。

結論、みなさん好きを意識して時間を使っていきましょう。時間に流されてはいけません。気が付かない間にものすごい速さで時間は過ぎていきます。月日が経つのは本当に早いです。特に好きなことをしている時間はあっという間に過ぎます。僕の場合、事業を軌道に乗せるときや子育ての時間がそうだったな。することが多くて忙しすぎるということもあるのだけれど。こうなったらいいなと考えて全力で走るからなのかもしれない。今考えるとこれは好きなことをするよりも大事な時間だったかもしれないな。好きよりも大事なことがあるのですね。その時は分かっていなかったと思う。

本当に気が付いたら僕みたいに「うわっ、時間が足りない」。ってなるかも。なので僕は今これからの時間をどう使うか真剣に考えています。

今回はうまく書けていないけど重要なところは書いたつもり。ちなみ「苦手の克服」とは僕なりに無理だと思う。無理なものは無理。僕は苦手とはどうしようもできない普通って感じ。何のこと?。要は苦手は気にしないっていうことです。

人生まくるぞ。