何だかわからないけど本当に最近「不安だ」と相談される。老弱男女問わず。最近は若い人が多い。不安の内容も人により違うので話を聞いて僕のできることについては答えてあげるようにしている。あくまでもアドバイスにしかならないのだけれど。自分のことを言えば不安で?僕も眠れない日も多々ある。それは不安で眠れないのかというとそうではなく、どうなるか分からないことを頭であれこれ考え過ぎて眠れないというのが正しい。なので恐怖についてもおなじだ。まだ起こっていないことを想像して悩むというのが僕の不安と恐怖の解釈だ。これは年齢とともに経験則でも変わるのではないかなと思う。
例えば会社がずっと存続するかどうか不安?結婚生活がうまくいくかどうか不安?子供の将来が不安?お金や株や不動産がないので不安?みんな不安というがそれはなぜ?と僕は考える。そんなことはなってみないと分からない。多分、ほとんどの不安ごとは前に向いて進めば解決する。不安になった時に何を選択するのか決めてしまえばよい。止まらずとりあえず決めて進むと道が見えてくる。仮に不安をなくすためには安心になるように考えればいいような感じがする。
良く言われるのがポジティブ思考が良くてネガティブ思考は?この考え方も要はバランス。ポジティブもネガティブどちらも大事。不安や恐怖があって安心や安泰がある。ものごとは捉え方(感じ方)だけでどうにでもなるのですね。これが僕の結論。
身近での話。
この間、幼馴染から相続(建物・土地)の相談を受けた。ほとんどは税理士さんとお話しして決めた後だったけど肝心な建物を建てる段階で大切な話がでてきた。接道(いわゆる公衆道路だけど私道)の確認と近隣住民との話し合いがまだだった(後になっていた)。これはよく問題になる。不動産をかじっている人には良く分かると思う。建物の建築を進める中、建築会社の営業マンは良く知っていたのである程度は安心して任せていたのだけれど、少しものごとを楽観的に見ている感じがしていた。案の定、僕のところに相談に来た。困っているのでアドバイスが欲しい。結局、僕が間に入って接道については地主さん(複数人)を良く知っていたのでやんわりと収まり、最終的には土地家屋調査士さんにきちんとみんなに説明をしてもらい接道について問題にはならなかった。その時はみんなそれぞれ不安(建物が建つとどうなるの?とか通行できるのとか?)を感じていたと思う。けど折り合いが付き解決した。ま、こんな感じです。とりあえず前に進めです。
幼馴染の今回の建物建築は相続税対策(税金)。このことは税理士さんのお知恵でいいと思うけど借金(建物の代金)の返済は別物。果たして返せるのだろうか。これは不安?ですね。けど今は順調にいい具合で返済できているようです。これも解決。今は前に向いて進んでいるようです。
おまけ。その時の幼馴染のお母さんの心配事はこの建物倒れないかしら?。まあ大きい建物ですが鉄筋コンクリート造りです。人により不安や心配事は違いますがほとんどのことは解決しますね。
