今、僕はコンサルティングを兼務しているのだけれど好きでコンサルをしているわけではなく、結果としてコンサルティングをするようになったが正しいかもしれない。元々コンサルティングなんてわからなかったし興味もあんまりなかった。けど年を重ねるごとに仕事の中で人に相談されることが多くなってきた。特に35歳位からは年長者の方からも相談を受けるようになった。
相談と言うほど改まったものではないけど、あれどう思う?これでいいと思う?とかそんな感じで話が始まる。まあ僕にしてみれば自分の意見をただ話すだけなのでどうもこうもないのだけれど相手にっては時として良い場合もあるみたい。ま、そんなこんなで今に至っている。自分の意見と言うよりかは経験則で話をすことが多いかも。
さて、僕の得意と言えば自分では意識していないのだけれど「人の問題を解決することやその時に合った企画を提案してあげること」かなと思う。でもこのことが好きかと言えばそうでもない。
それは相手によってコンサルティングが好きになったり嫌になったりするということ。相談事なのでもちろん相手は人だ。特に会社の経営についてのコンサルティングは経営者とか決定権のある人に提案が認められなければ何の意味もない。逆に鼻で笑われるときもある。今が全くその状態。2社ほどコンサルをしているが1社は事業承継もう1社は事業の立て直し。1社は事業承継なのでトップの方と後継者(今は息子さんかな?)と話をしているけどしっくりいっている。もう1社は本当に経営的に危機的状況なのだけれど僕のコンサルでは腑に落ちないのかなかなか動いてくれない。今まで3つほど大きな提案してまあまあうまくいっている(いい結果となっている)のだけれど。最近、新規に大手のコンサルと銀行に提案を求めている。もちろん新しいコンサルさんが入ったことは後から知らされた。まあ僕と経営者との関係は従来通り良好なままなので問題はないのですけど。このコンサルや銀行さんは非常にいい感じの方々なのですがコンサルの根本が僕とは違っている。良くある話ですがその会社に対して何をコンサルするかが大事です。この点を間違えるとコンサルになりません。僕はこの会社に対して思うこと。それはこの会社の問題点は従業員を大切にしているかどうかとある一つのことにこだわり過ぎている。これが全ての根源と僕は感じている。経営者も非常にまじめで一生懸命なのですがそれで果たして人が付いてくるかと言えば少し疑問。どうかなと言う感じ。この点をコンサルさんにお話ししたのですがそれは今回のコンサルの中では関与しない部分とのこと。あくまでも経営上の数字だけコンサル。細かい決算数字(キャッシュフローやファイナンス)からのコンサルがメイン。初めて僕も細かい数字を知ることになったのですが、今の状況は本当に待ったなし。さてこれからのコンサルさんの提案はいかに。2026年秋までに結果(改善)がなければ僕の最終提案を押しまくろうと考えています。
そ、そういうことです。提案はするのですが一考してくれない。何らかの形で返事があれば僕はそれで充分なんだけど。何もない場合に僕は凹む。得意なことと思ってはいるけど好きではない。逆に嫌になる感じとはこのことです。
